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● プロフィール
飲食店やアパレルをはじめ、あらゆる店舗の家具や備品などの什器、ディスプレイ用品などの販売を中心に空間プロデュースなどを手がけて25年を数える、株式会社日本演出。
「もったいない」を社是として、無駄を省き、効率よく機能することを考え続けてきた結果、膨大な商品数を誇るwebカタログでの販売形態でも、近年大幅に売り上げを伸ばしています。
A. 以前からお付き合いのある内装業者さんやデザインディスプレイ業などのお得意先は、もともとカタログでの発注というスタイルでしたが、顧客の幅を広げる目的で4年前にサイトを立ち上げました。私はその制作をはじめ、新商品の開発…たとえばどんな商品をサイトにアップするかとか、新規のメーカーさんを発掘するなどの仕事がメインですね。
A. おかげさまでサイトでの販売数も増えて業者様だけでなく、エンドユーザーの方からも注文もいただくようになりました。現在では全体の売り上げの半分ほどを占めているでしょうか。
A. 初期型のコンテンツをテコ入れしようというプロジェクトを立ち上げたとき、サイトのデザイン変更だけでなく、カタログの商材を全ページ掲載、それと同時に見積もりシステムも採用しました。 お客様がショッピングカートに入れた商品は、ECサイトでは、そのまま決済に進むというのが一般的ですが、当社の場合、決済の前に“見積もり”の微調整を一段階踏まえる必要がありました。一般的なECサイトでは、この“見積もり”のプロセスを行う事が出来ないので、この仕組みを開発しました。 この見積もりシステムは、自動計算した見積もり結果を顧客ごとに微細に異なる条件でオペレータが修正し、お客様に見積もりをメールで送信するというものです。 しかし、在庫確認や発注依頼をオペレータが手書き書類でFAXするなどの手間がかかっていました。 今回、機能追加をお願いした部分は、システムからボタンひとつでメーカーへ在庫確認のFAXを送信したり、お客さんが見積もり結果のメールから注文画面へ移り注文を行う機能、社内でのお客さんからの注文受け付け、メーカーさんへの発注FAX送信、お客さんへの出荷連絡メールの送信機能などですね。 この部分に関しては、期間的にも着手してから3カ月ほどで納品していただけました。
A. 最初にイメージしたものとできあがったものは実際には誤差があるので、できたばかりのときには機能的な面で業務と合わない部分はありましたね。まぁこれは、うちで実際に使う側になってみないとなかなかわからない部分だと思うので仕方はないと思うのですが、その後も細かく手を入れていただき、業務の流れの中で必要なものはすべて入れていただけたので、概ね満足しています。 よかった点は、サイト訪問者の立場に立って一緒に考えていただけたところではないでしょうか。
A. もともとうちが使用している経理ソフトがあるのですが、以前までの見積もりシステムでは仕組みが完全に分かれていたため、受発注の処理はこの経理ソフトに、品番やお客様の情報などを再度入力し直さなければならなかったんです。でも今はこれらの売り上げ情報を取り込むためのファイルを見積もりシステムから出力できる機能を追加していただいたので、それを経理システムに流しこめるようになったのが、いちばん改善されたと感じることですね。 あとは…基本的に発注書をFAXで書面として残すというのが業界的にも通例になっているので、FAXを使用する必要があったのですが、それを見積もりシステム上から行えるというところでしょうか。
A. システム導入による客層の変化はないですが、Webという集客窓口ができたという意味からすれば、お客様からアプローチをしていただけるので、見込みの高いお客様のデータが集まりやすいというメリットはあると思いますし、確かに個人のお客様からの発注は近年増えてきました。 それよりも、すべて見積もりシステム上で作業ができることから、今後注文が増えた場合でも、内部の人員を増やさなくていいとか、内部的に利便性が高まったのは間違いありません。 また、会員登録(見積もりシステムに会員登録機能が存在します。)することで履歴が残りますから、こちらからしても、リピート発注するお客様側からみても、使いやすさは歴然だと思います。
A. 以前は“売れそうな商品”をチョイスしていたのですが、私の担当になってからは「せっかくWebなのだから、カタログにある商品はすべて載せる」という形態にしてみたわけです。そうすることで、確かに売り上げは伸びましたね。お客様によって好みも違いますから、当然、選択できる商品は多ければ多いほどいいというのが、伸びた理由だと思います。
それから、一見面倒に思えますが、見積もりシステムによる見積もりプロセスを間に挟むことで、同時に在庫確認も行えます。メーカーさんの商品の中にはいつのまにか廃版になった商品もあり、それが見積もり依頼に含まれていることがありますから、この確認で、「注文したのにものがない」というクレームの元になりがちなリスクも軽減できるという利点があります。
A. 現在の経理ソフトは、コンピュータ環境に依存するので、最終的にはコンピュータ環境に影響を受けにくい見積もりシステムを拡張して、経理機能を包括できればいいなと思っていますね。
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